DirectShow開発環境再構築

2016年3月25日

開発環境の主体をVisual Studio 2005から2008へ移行させるのにともなって、Direct Showの開発環境も再構築した。

Windows SDK、Direct X SDKも最新のものにした。

Windows SDK for Windows Server 2008 and .NET Framework 3.5

DXSDK_Mar09.exe

Windows SDKのサンプルの中に含まれているBaseClassesをビルドしてStrmbase.libとStrmbasd.libを作成する。以前はコマンドプロンプトでnmakeしなければならなかったが、VS2005用のソリューションファイルが付属している。nmakeも別段難しいことはなかったが、VS上からビルドできるのは気分的に楽である。

VSの追加のライブラリフォルダにStrmbase.libとStrmbasd.libの作成したフォルダを登録して、以前に作ったDirectShowのプログラムをビルド。

qedit.hでdxtrans.hがないと怒られたので、http://d.hatena.ne.jp/nokturnalmortum/20080901  を参考に

 //#include "dxtrans.h"

と、コメントアウトして、

#define __IDxtCompositor_INTERFACE_DEFINED__
#define __IDxtAlphaSetter_INTERFACE_DEFINED__
#define __IDxtJpeg_INTERFACE_DEFINED__
#define __IDxtKey_INTERFACE_DEFINED__

を追加する。以前にもやった覚えがあるなぁ。これで再ビルドすると、無事ビルド完了。

次はOpen CVのインストールをやります。